LOUVY PLANS
 
THE SCRIPTS
 



ボディサバ

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「ボディサバ」
脚本 by 高峰朝太 + ヒガシヨシマサ
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-------------------------------------------------(1)
1 サンフランシスコ国際空港(外・昼)
  滑走路にANA機が着陸する。

2 サンフランシスコ国際空港廊下(内・昼)
  日本人刑事、タカギが、荷物を持って、
  地下鉄までの連結廊下を歩いている。
  立ち止まるタカギ。
タカギ「BART地下鉄で、市庁舎のある、
 シビックセンター駅まで、来てくれ・・・、
 か・・・」
  タカギ、廊下内をきょろきょろ見回す。
  英語の指示板がいくつか見える。

3 地下鉄改札(内・昼)
  タカギ、改札に入る。

4 地下鉄列車内(昼)
  走る地下鉄。 
  タカギ、ぼーっと、車窓の外をみている。
-----------------------------------------------------(2)
5 シビックセンター駅(内・昼)
  「シビックセンター」看板がある。
  タカギが地下鉄を降りる。

6 シビックセンター駅(外・昼)
  青い空。
  駅の側に市庁舎が見える。
  タカギ、市庁舎を見ている。
  露店のホットドッグ屋台で、ホットドッグ
  を売っている兄さんがいる。
  タカギ、ホットドッグを買う。
  ホットドッグをかじりながら、市庁舎を見て
  いるタカギ。
  タカギに近寄る影。
  タカギの肩をポンとたたく手。
  振り向くタカギ。ホットドッグのケチャップ
  が鼻に付いている。
手の主(マグレガー)「Mrタカギ?」
タカギ「イエス」
  マグレガー、サンフランシスコ市警の手帳を
  タカギに見せる。
---------------------------------------------------(3)
タカギ「マグレガーさん?」
マグレガー「私がサンフランシスコ市警マグレガー
 刑事だ。東京警視庁からのEメールに君の写真が
 添付されていた。ようこそ、サンフランシスコへ」
タカギ「私は、この街をよく知ってます」
マグレガー「そうだったな、ミスター・ジョ・・・
 ジョサブロウ(序三郎)・タカギ」
タカギ「そうです。この街には学生のころ3年住み
 ました。そのころは、ジョンと呼ばれてました」
マグレガー「ジョサブロウ・・・は難しい。私も
 ジョンと呼んでいいかい?」
タカギ「OKです」

7 サンセット住宅街・マグレガーの家(外・昼)
  マグレガーの車がつく。
  車からタカギとマグレガーが降りる。
  マグレガー、タカギを家へ招く。

8 マグレガーの家(内・昼)
マグレガー「コーヒーを作るから、テーブルに
 着いててくれ」
---------------------------------------------------(4)
タカギ「どうも」
  タカギ、テーブルに着く。テーブルの上に
  写真のアルバムが置いてある。
タカギ「これ、見てていいですか?」
マグレガー「ああ、アルバムか。いいよ。昨日は
 思い出にひたってたんだ。もう、そんな年齢さ」
  タカギ、アルバムを開く。

9 写真1
  オリンピック射撃種目の金メダルを
  受賞するマグレガー。

10 写真2
  市長から表彰を受ける、警官制服の
  マグレガー。

11 マグレガーの家(内・昼)
  アルバムをさらにめくるタカギ。
   タカギの目にひとつの写真が留まる。



11月25日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | 進行中プラン(著作権は高嶺&ルウヴィ) | 管理

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