LOUVY PLANS
 
THE SCRIPTS
 



(ボディサバつづき)・・・現在検討中(c)高嶺&Louvy2005

55 ベイブリッジ側のストリート(夜)
  タカギとマグレガーが歩いている。
タカギ「やはり、もう一度、あのコミューンを
 徹底的に調べるために、礼状を取りましょう」
マグレガー「そうだな、あそこには、表面に見えない
 何か、魔物がいるな・・・」
音「からん、からん、からん・・・・」
  2人の後方、すぐ側で、何か落ちてくる音。
  マグレガーが後ろを見る。
マグレガー「やばいぞ」
  後方に落ちてきたのは、手りゅう弾。
  安全ピンが外れている。
マグレガー「全速力で走れ!」
  タカギ、マグレガー、全速力で前へ
  走る。
  後方で大爆発。
  ふっとぶ路上駐車していた車2台。
  地面にたおれる2人。
  おきあがる2人。
  銃声。マグレガ-の目前に火花。
マグレガ-「やつだ。あのときの!
 どこから撃ってる?」
  タカギ、きょろきょろ見回す。
タカギ「あそこだ」
  ベイブリッジの端に人影。
  マグレガ-、銃を構える。
  マグレガ-、発砲。
悲鳴「あああ・・・!!」
  人影がベイブリッジから落ちる。
マグレガ-「ベイブリッジ下は大渦だ。2、3日は
 確認不可能だろう。しかし、これで、実行犯4人の
うち、1人は消えた・・・」
  パトカーがサイレンをならし、来る。
  警官、車を出、
警官「なにがあったんだ?」
マグレガ-「我々は、警官だ。しっかり、質問には応じる。
 だが、あしたにしてくれないか。今は、いろいろ整理
 出来ずにいる。まともなハナシができそうにない」

  警察署(外観・朝)
マグレガ-の声「・・・だから、我々は、2度の襲撃を
 受けたんだ。これは、我々が、あの事件の捜査に関わって
 いるからだと思う。2度とも、タカギが狙われた。
 タカギの存在を恐れている者の犯行だ」
質問者の声「では、ミスター・タカギを日本へ帰すべきr
 だと・・・?」

警察署内質問室
マグレガ-「いや、連続異常殺人事件の捜査には彼が必要だ。
 彼も、すじがね入りの男だ。途中で帰ることはしないタイプだ。
 だが、この事件は、なにか、やばい。私も自信が持てない。
 もし、タカギから、何か要請があったら、可能な限り、
 協力してやってくれ」
  そこへ、別の警官が入ってくる。
警官「マグレガ-刑事! まずいです。また、異常殺人です。
 そして、やはり現場に天誅、悪人正機と・・・」

  タカギの一時滞在用のアパートの部屋(室内・朝)
  ベッドに寝ているタカギ。
  寝相が悪い。
  ベッド脇の電話のベルが鳴る。
  寝ぼけながら受話器を取る、タカギ。
マグレガーの声(電話を通し、)「ジョン、まずい。
 まずすぎるぞ。まただ。また例の異常殺人だ。
 犯人を捕まえないかぎり、終わらないぞ」
タカギ「すぐ、署に行きます」
マグレガー「いや、今日は、外で会おう。
 ワシントン・スクエアのちかくのカフェで」
タカギ「はあ・・・・・?」
マグレガー「捜査の基本は聞き込みだ。それらをつなぎ合わせれば
 結果が出るものだ。今日はとにかく、ちょっとでも手がかりが得られそうなら、
 どんなオーバーシー・カルチャーの店でも、聞き込みを実行するんだ」

  カフェ
  マグレガ-とタカギが対面して席に着いている。
マグレガ-「このサンフランシスコという街は、君も知ってるように、
 数々のオーバーシー・カルチャーが、重層構造のネットワークで、
 リンクしてる・・・、そういう街だ。私は、こういった、異文化が
リンクしている、この街が気に入っている。だが、そういったリンクを
犯罪の温床にしようとするやつらもいる」
タカギ「あげなければなりませんね、・・・なんとしても」
マグレガ-「今日は、別行動をとり、くまなく聞き込みだ」
タカギ「OKです」

カフェ(外・朝)
タカギ、マグレガ-、店を出、互いに手を振り、
別方向に分かれる。



11月25日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | 進行中プラン(著作権は高嶺&ルウヴィ) | 管理

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