(ボディサバつづき)・・・現在検討中(c)高嶺&Louvy2005 |
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グラントのチャイナタウンの正門(外・朝) タカギ、聞き込みリストのメモを見ている。 膨大なリスト。 タカギ「そうだ、警官の仕事は、こういう地道な捜査が 大切なんだ・・・」
タカギの聞き込み映像(朝から昼) (ここから、ロック・ミュージックのBGM) タカギ、様々な店などを聞き込む。(カットの連続) 中華料理店。 インド物産店。 タイ・マッサージ店。 すし屋。 ベトナム・スーパーマーケット。 カラオケ・パブ。 パキスタン料理店。 アジアン・カルチャーのブックストア。 ・・タカギは、聞き込みに集中している。
マサラ・カルチャー・ショップ(昼) 一方、マグレガ-は、マサラ風のタペストリー屋の インド系のオヤジに何か質問している。 古代インド風の装飾の内装。 中には、ボディサバのポスターもある。 マグレガ-のセル・フォンが鳴る。 マグレガ-、セル・フォンに返事。 マグレガ-「はい。マグレガ-刑事だが」 マダム・ボディサバ(相手)「わたしよ・・・」 マグレガ-「今は、仕事中だ・・・、あとにして欲しい」 マダム・ボ「いいじゃない。この前の私を忘れられないん じゃない、マグレガ-刑事?」 マグレガ-、店内にある、ボディサバの絵の美しい ポスターを見て、頭をかかえる。
マダム・ボのアパート前(昼過ぎ) マグレガ-、現る。 マグレガ-「くそ・・・、彼女のアパートに来ちまった。 おれは、マダム・ボディサバのとりこだ・・・独身が 長いせいか、やきがまわっちまった」 ドア・ベルを鳴らすマグレガ-。
マダム・ボの部屋のドア前 ドアをノックする、マグレガ-。 ドアが開く。 そこには、全裸のマダム・ボ。 マダム・ボ「あら、マグレガ-刑事、今日のあなたの赤い時計、イアンが この前してたのと同じね・・・、どうでもいいけど・・・」 マダム・ボ、ドアを閉める。 突然、濃厚なキス。 再び、マダム・ボは、金色の無数の手を持つ、性の天使に変化。 無数の手がマグレガ-を抱く。 マグレガ-、うっとり。 マダム・ボ「ミスター・マグレガ-・・・、私の守護天使が1人、 昨夜、居なくなってしまったわ。 あなたが代わりになって くれる・・・うふふふ」 マグレガ-「私を君にささげるつもりさ・・・」 白昼の情事。 マダム・ボ「もう、あなたは、私の思いのまま。 快楽の奴隷。私の意のままに動く・・・」
マダム・ボのアパートの前(夕) マグレガ-が出てくる。 マグレガ-「くそ、おれは、どうなっちまったんだ?! こんなにセルフコントロールをなくすコトは今まで なかったのに・・・ううう・・・くそ・・・、 タカギに会わせる顔が・・・」
フラッシュバック 性の天使に変化したマダム・ボディサバ。 マダム・ボ「もう、あなたは、私の思いのまま。 快楽の奴隷。私の意のままに動く・・」
SOMAの路地(夜) (このシーンは、P.O.V.-観客の視点が、犯人の視点) 赤い腕時計をつけた手が、銃を持ち、 犠牲者を追いかける。 振り向きながら、あわてて逃げる犠牲者。 犯人の発砲。 ころぶ犠牲者。 ふりむき、 犠牲者「おい、たすけてくれよ、なぜ、おれを撃つ? たしかに、おれは、役立たずのダイエット・マシーンで もうけまくったさ。だが、なんだって、おまえが、 おれを撃つんだ?!」
警察署(夜) タカギが、机で、ぼーっとしている。たちあがり、 タカギ「マグレガ-ときたら、・・・どこいったんだ? 結局、署に戻らないでさ・・・もう寝よ」 タカギ、署のソファで、毛布をかぶる。
SOMAの路地(夜) (犯人の視点) 画面には、銃を犠牲者に向ける、赤い腕時計の手。 犠牲者(犯人に向かって)「エ・・?! 何だって?! お前は、人間を救済する、ボディサバの遣いだっての? おれみたいな悪党が、これ以上、悪さしないように、 あの世へ送るってか? それが、おれの魂の救済に なるってか? お前に、おれを裁く権利はないだろ、 お前の主人のボディサバって、いかれてるぜ」 犯人発砲。 犠牲者、息絶える。
黒画面 声A「し、市長! わざわざ、なんで、ここまで?」 市長の声「例の異常殺人の犠牲者が、また出たそうだ! サンフランシスコ市長として、もう、見ていられない。 東京警視庁からのエキスパートも手伝ってるのに、 なぜ、犯人はつかまらない? どいつが、その東京の エキスパートだ?!」 黒画面から、署内の画面に。 (頭にかけていた毛布をとるタカギ)
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Nov.25(Fri) | Trackback(0) | Comment(0) | 進行中プラン(著作権は高嶺&ルウヴィ) | Admin
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