LOUVY PLANS
 
THE SCRIPTS
 



リコールFROM80sプラン

91 ホテル「宝石」(外観・夜)
  ホテルの背景に無数の流れ星。

92 ホテルの1F共同スペース(夜)
  カールトンとアカワがソファに座り込んで、向かい合っている。
カールトン「ミスター・アカワ……、ボクは考えたんだよ。あの絵にどれほどの価値があるのか、ボクにははっきり分からない。しかし、ある情報によると、盗まれた美術品は、ここから一番近い場所では、イスタンブールで売られることが多い。あの土地には、世界の様々なものが集まるんだ。古代の彫刻から、世界中の現代美術まで……。盗まれた絵は、きっと、イスタンブールの市場で見つかる! 行ってみようか?」

93 ロベルトの日誌
  表紙をめくると、以下の記述がある。
  「ミスター・アカワは、旅を好む男でもあった。彼が少年の日に夢見たアドベンチャーが、近くに来ていた。さいわいに、彼は、そのアドベンチャーに足を踏み入れるに足る、財産を持っていた。
 そして、彼は、その旅……、つまり盗まれた絵を探すアドベンチャーには、他にも仲間が居た方がいい、と考えた」
 (日誌を記すロベルトの映像も入る)

94 白壁の家(外観・朝)
  鳥のちゅんちゅんという鳴き声。
  電話のベル音。

95 白壁の家(居間・朝)
  ロベルトが受話器を耳につけている。
ロベルト「ミスター・アカワ、どうしたんですか? こんな朝に」
アカワ「(受話器の向こうから)きみ、今、サマー・バケーション中だよね。きみをアドベンチャーに誘うよ、もちろん、クララも一緒に」



12月12日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | リコールFROM80s | 管理

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