リコールFROM80sプラン |
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86 イメージ(シスコとバークレーの街) タトゥーを入れた若者たちが行き交うストリート。 テレグラフ・アベニューや、ヘイト・アシュベリー。 ロベルトのモノログ「アメリカ合衆国、北カ リフォルニア……、その地名は、養父の影 響で、いつも、ボクの頭の中に浮かんだ」
87 レンタル・ハウス(内・昼) リビングルームに置かれたソファ。 4人が座る。 4人の前に立つチャン。 チャン「そう…、絵が消えたの!」 4人、一瞬、しーんとする。 ロベルトのモノログ「そうやって、ミステリ アス・チャンは話を切り出した」 ロベルト「どの絵?」 チャン「ワタシの背中から腰までが、描かれたヌード画…」 ロベルトのモノログ「ボクは、やはり、あのタトゥーが描かれたヌード画か…、と思った。あの、小さいが、変わったデザインのタトゥーには、何か秘密めいた所があった」 ロベルト「あれ、タトゥーが描かれてたね。あのタトゥーは、北カリフォルニアと関係があるって、ボクは確信してるんだ」
クララ・シュミット、ミスター・アカワ、ドクター・トーマス・レブンワース・カールトン・ジュニア、そしてミステリアス・チャンの4人の視線が、一気にロベルトに集中。 アカワ「聞かせてくれ」 4人に話して聞かせるロベルト。 ロベルトのモノログ「ボクは、そう確信する訳、養父のことなどを皆に話した」 チャン「ワタシの腰には、ワタシがものごころついた時に、すでにタトゥーがあった……」
88 スーパー「船旅」
89 湾(昼) 船が行き来している。
90 陸の展望スポット(外・昼) ロベルトとクララが湾を展望している。 ロベルトのモノログ「ボクは、クレタ島の海に囲まれた、小さな生活範囲から、外に出たくなっていた。クララは、白壁の家のゲストルームに泊まって、クレタ島までの旅路のことを、ディナーの時に話してくれた」
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Dec.12(Mon) | Trackback(0) | Comment(0) | リコールFROM80s | Admin
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