LOUVY PLANS
 
THE SCRIPTS
 



リコールFROM80s

41 ホテル「宝石」(内・夕方)
 チャンは、部屋の鍵を開けて、先に中へ入る。
チャン「カムイン!」
チャン、手招きでロベルトを中へ誘う。

42 チャンの部屋(内・夕方)
  チャンは、ロベルトが入ると、ドアを閉めて、ワンピースを脱ぎ、アンダーウェアだけになる。
チャン「1人で、ここに来たんだけどね、退屈しちゃって…」
 チャン、楽しんでいる様子。
ロベルト、思わず、彼女に触れようとするが、手を引っ込める。
ロベルトのモノログ「ボクは、ちょっと恐怖を感じた・・・」
ロベルト「じゃ…、さよなら!」
 ロベルトは、そう言って、急いで部屋を出て行く。
43 ホテル廊下(夕)
  去っていくロベルト。
  チャン、上半身をドアから出す。
チャン「また、いつでも遊びに来てよ。おもしろい物みせるわ!」
 チャンは去っていくロベルトの後ろで、そう言う。

44 丘(夕方)
  ロベルトは丘を走り降り、そして後ろを見ると、だんだんホテル「宝石」は小さくなる。

45 ビーチ(夕闇)
 夕闇のビーチを1人で歩くロベルト。
ロベルトのモノログ「ボクは頭の中を整理しようとしていた」
 ロベルト、夕闇のビーチに、1人立って海原を見る。
  お尻の大きな少女が、そこに居る、足を少し濡らして。
彼女は大きなハットを被り、そのハットと共にステキなシルエットを作り出している。
 彼女は、ふとロベルトの方を向く。
その時、風で彼女のハットが飛ぶ。
 フワリフワリと、風に乗って、ハットは
  ロベルトの足元に落ちる。
 ロベルト、ハットを拾い上げる。
 お尻の大きな少女(クララ)はボクの元にかけよる。
 ボクはハットを手渡す。
クララ「サンクス・・・キミは、この辺に住んでる子? ワタシ、ドイツから来たのよ、お父さんと」
ロベルト「ボクは、すぐ近くに住んでる。この島には、色んな国から観光客が来るんだ。エーゲ海は有名だから。キミもバカンスで?」
クララ「ウン、あのホテルに泊まってるの」



12月12日(月) | トラックバック(0) | コメント(0) | リコールFROM80s | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)